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チャレンジという恩返し – JAPAN GP 2020 の開催に先立って

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負けた時、まだ本気じゃないと言い訳をした。自分は弱くないと納得させるために必要な言い訳だった。本気の出し方を教わった。声を出せ、バカになれ、夢中になれ。言葉で言われると、わかった気はしていても何も変わらなかった…。

いつしか自分の本当の気持ちに気づいた。何としても力を発揮したい。勝ちたい。邪魔をしていたのは小さなプライドだった。覚悟を決めると思いが溢れ出し、声を出さずにはいられなかった。なりふり構わずで、周りから見たらバカのようだったかもしれないが、その時はカッコわるくたってへっちゃらだった。夢中とはこういうことだったのか…。

ソフトテニスで自分を表現することを学んだ。ありがとう、ソフトテニス。
そして今、ソフトテニスに恩返しする時がきた…。

ソフトテニスから学んだ本気と覚悟を持って、その可能性を信じ、表現しようとチャレンジする人たちがいる。軟庭堂とエースマネジメントのマッチングには多くの時間を費やしましたが、両者ともチャレンジすることを恐れなかった。

軟庭堂のプライド&パッション−【目では見えないメンタリティー】と、プロ選手を抱えながら見える形で周りに伝え、プロデュースしていくエースマネジメント。双方を繋げたのは、やはり、ソフトテニスへの思い…。

高井代表の「インカレ取るつもりで、命かけてやる。」という言葉は、とてつもない決意であり、自分もその言葉に触発された。軟庭堂とエースマネジメントは目では見えない部分で繋がり合いながら、お互いのストロングポイントを理解し、目標に向けて支え合う。双方のマッチングは、ソフトテニスの強いペアのよう。高井代表の情熱とまさとくんの行動力。一緒にやりたい、任せたいと思える信頼できる人たち。

さて、そんな人と仲間たちが手がける JAPANGP2020。

選手自身の思い、目標達成、夢の実現、といった内的な報酬が、目で見える数的価値の明らかな賞金という外的な報酬に変わることで、モチベーションやパフォーマンスにはどのように影響するのか!?

選手の可能性、大会の可能性、そしてソフトテニスの可能性。きっと、スゴいことになる‼

篠原 和隆